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ブログ「マダム愛の徒然パリ日記」でフランス情報を発信しているマダム愛さんによる連載。今回は「食文化」についてです。「ファミレスでびっくり!」「意外にシンプルなフランス家庭料理」「フランス人はお肉のあの部分がキライ!?」……など興味深いお話をいろいろ教えてくれました。

 フランスと聞くと、いろいろなイメージがあると思うけれど、その中でもとりわけ有名なのは、食文化ではないでしょうか。

 フランス料理といえば、高級なレストランの代名詞。フレンチのフルコースを食べながら、フランスのワインをたしなむ。それだけで豪華な気分が味わえ、幸せな気持ちになれます。

 でも実際にフランス人は毎日あのような食事をしているのでしょうか。

 私が初めてフランスを訪れたのは、10代の後半。ロンドンに留学している兄を訪ね初めてヨーロッパという場所へ足を踏み入れたのですが、そのときロンドンからの小旅行として兄と一緒にパリに行きました。

 10代の女の子にとって初めてのパリは、まさに夢のよう。何もかも素晴らしく見え、終始浮かれていたのを覚えています。

 でも、学生の兄妹、ただでさえ物価の高いパリで高級なレストランに行けるわけもなく、なるべく安いお店を探してさまよいました。

 その中で飛び込んだレストランの1つが、フランスでは有名なファミレスだったのですが、私はここで驚きの経験をします。

「ファミレス」でフランスの食文化を思い知った

 なんとファミレスなのに、ちゃんと前菜、メイン、デザートのフルコースが選べるようになっていて、しかも前菜にはあの高級食材であるフォアグラまであったのです。そしてファミレスとは思えないワインの品揃えでした。

 フランスに行くまでは、日本人が普段は懐石料理を食べないように、フランス人だってフルコースで食事をしないのではと思っていた私だったのですが、この出来事以来、フランスは想像以上に食文化に対して強いこだわりがある国なんだと思い改めました。

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