大は小を兼ねる、というけれど

 日本の家電は最高ですよ。便利過ぎる機能がじゃまになるというケースもありますが、例えば4ドアとか5ドアの冷蔵庫なんて、私に言わせると神器のようです。

 アメリカは今でも2ドアか3ドアが主流です。2ドアは上下またはサイドバイサイドという左右のタイプ。人気がある3ドアは上がフレンチドアと呼ばれる観音開きで、下が冷凍庫になっているタイプ。我が家の冷蔵庫はこのタイプですが、各部屋が大きすぎて、ものを取り出す間に冷気が逃げていくのですよね。いくら仕切りやボックスで整理しても、サイズがばかデカいのですよ。4ドアもありますが、一つ増えただけで値段が2千ドルは超えてしまいます。小さな冷凍室があると、ほんと便利なんですけどね。

 大は小を兼ねるというのは、アメリカ人のためにあるような言葉です。

 掃除機も大きくて重いものばかり。主人が結婚前に使っていた大きな掃除機がすぐ壊れたので買い替えましたが、小さなスティック型は余計すぐ壊れそうで検討せず、中型の掃除機を選びました。中型でもやはりすごく重たいですね。

 家じゅう掃除機をかけるだけでこれまた重労働ですが、まあ運動を兼ねていると思えば私のためにはなっているようです(笑)。

 日本から持って来た1993年製のスティック型掃除機も、変圧器で使っています。軽くて、狭いところにも楽に入り、私の宝物のような家電ですよ。こんなに丈夫で便利な掃除機はこちらではとても探せません。いつ壊れるかハラハラしながら使っている次第です。

 里帰りで大型家電ストアに行く度に、目覚ましく進化していく日本の家電を見ては、大興奮してしまいます(笑)。それと同時に、こんな機能が本当に必要なのかな? と思うものも多いですね。

 先日、アメリカ在住の日本人の友人たちと夕食をしたとき、日本の家電の便利過ぎる機能がかえって邪魔になってしまうという話で盛り上がりました。例えばそばを通るとセンサーが働いて勝手にドアが開く冷蔵庫とか、「声でお知らせする」機能とかです。使い勝手も度を超すとただの無駄? 半生解凍機能とか、アメリカ人だとどう使っていいかわからないだろうと思います。

 日本の進化しすぎたトイレなどは、よくアメリカ人の間でジョークネタにされますね。私自身も日本でどう使っていいかわからなくて衝撃でしたけれど。

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