火は不要です。かんたん蒸し鶏&万能調味料

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2017/09/12 12:00

9月に入って、夏の暑さも一段落。とはいえ、やっぱりキッチンに立つのは億劫です。そこで今回は、火を使わずシンプルで美味しいnapoconさんのおもてなし料理、第二弾です。

かんたん! でも、美味しくて、華やかな料理

 7月はあんなに暑かったのに、8月は梅雨に戻ったような雨続き。残暑は一体どんなことになるやらという天気のなか、毎度このコーナーの決め台詞になりそうですが、相変わらず私は週末に友人を招いての家飲みをしております。

 8月は三陸地方の地元に帰省して、お盆休みを幼なじみと居酒屋で飲んだりとハメを外しておりましたが、もちろん家飲みも変わらず。

 前回ご紹介したように、夏場はキッチンに立つのも億劫なので、かんたんなメニューばかりを思いついてしまいますが、かんたんだけれど手がかかったように美味しい、見た目も華やかになる、という点だけは押さえるようにしておもてなし料理を作っています。

 まだまだ暑い時期ですので、今回も火を使わない料理を引き続きご紹介しますね。

レンジでチンして放置するだけ!”超かんたん“蒸し鶏♪

 今回紹介する料理は蒸し鶏です。

 上手にできた蒸し鶏は、しっとり柔らかく、前菜とメインの中間に出すのにぴったりで、昔から飲みでも飲みじゃなくても立派な我が家のスタメンです。

 スタメンたる所以……それは放置するだけで一品できるから。

 掃除が間に合わないとき、他の作業をしている合間にラクしてあと一品というときなど、非常に便利でついつい作ってしまいます。

 元々は学生時代に電気コンロの狭~いキッチンで宴会料理を作るにあたり、苦肉の策で思いつき、ちょこちょこ作っていたものです。

 いくつかコツがありますが、本当にかんたんで、絶対失敗しない一品と自信を持って言えるので、ぜひお試しいただきたいです。

早速レシピをご紹介

●材料 ※2~3人前
・鶏もも肉:1枚(国産があればベター)
・日本酒:コップに半分程度(50cc~100ccくらい。お好みで”多め”と思う分量を入れちゃって下さい)
※料理用でも問題ないですが、冷蔵庫に残ってる日本酒などを使えばより美味しいです
・ブラックペッパー:適量
・塩:ひとつまみ程度

【1】耐熱ボウルに鶏肉を皮面が上になるように広げる

【2】表面に塩・胡椒・日本酒をふる

【3】ボウルにラップを二重にかける

【4】電子レンジのオートモードで、<ゆで葉野菜>モードでチンする
※500Wで5分くらいでしょうか。詳しくはもう少し先でご説明します。

【5】必ず2時間以上放置する

【6】鶏肉が冷めたら適当な大きさに切る

【7】茹で汁が多く出るので、それにポン酢や柚子胡椒などをまぜタレにして、食べる直前にかける
 ※元々塩胡椒で下味が付いているので、それほど濃いタレにする必要はありません

 以上です。

 ネギや生姜を一緒に入れたこともあったのですが、密閉した状態のレンチンでは風味が付きすぎてしまうようで、塩・胡椒・酒のみで作るほうが美味しくできました。そんなわけで、シンプルなものを推奨します。

 レンジの出力は、<ゆで根菜>だと少し強めでお肉が硬くなってしまうので、<ゆで葉野菜>くらいがおすすめです。500Wで5分くらいといったところでしょうか。密閉しているのと放置することによって余熱で火が通るため、これくらいで良いと思います。

気になっても放置!

 重要なポイントは、とにもかくにも「放置」すること。

 放置することで温度が下がる過程を経ながら、一度鶏肉から出た水分や旨味がゆっくりと鶏肉に戻っていき、しっとりした蒸し鶏になります。ですから、少なくとも2時間、人肌より少しあったかいなと思うくらいまでは放置してください。

 私の場合は、家飲みの準備の際に真っ先にこのレンチン作業をしてしまい、宴が始まる直前まで3~4時間ほど放置しています。そうすると、とてもしっとりとした蒸し鶏に仕上がりますよ。

 また、蒸し上がるとボウルにたくさんの美味しい鳥スープが出来上がっています。

 これをお好きなタレにスプーン1~2杯程度まぜ、食べる際に回しかけることでさらにしっとり感が増します。

こちらは2枚蒸したときのもの。鶏のスープがたっぷり出ます!
こちらは2枚蒸したときのもの。鶏のスープがたっぷり出ます!

 残ったスープは、麻婆豆腐に入れる鶏スープとして使用したり、密閉袋に入れて冷凍庫に保存したりしています。

 お皿に盛る際は、生の三つ葉を下に敷いてその上に鶏肉を乗せタレを回しかけてみたり、あるいは上にパクチーをたくさん乗せてみたり。くせのない下味にしているので、たくさんのバリエーションの蒸し鶏として食卓に出すことができますよ。

 ご自身のお好みの盛り付け、タレで食べていただければと思います。

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